おじさんの近くに座ってた小さい姉妹の会話が聞こえた
2011 / 03 / 14 ( Mon )
あなたの心がなごむとき〜第60章
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286 名前:なごむ[sage] 投稿日:2011/03/11(金) 21:21:38.22 id:GvITk+uCO
今朝、バスに盲導犬連れたおじさんが乗ってきた。
盲導犬の実物を初めて見たので「やっぱり賢そうだなあ」と思って見てたら、
おじさんの近くに座ってた小さい姉妹の会話が聞こえた。




妹「わんわんだ!ねーたん、わんわんだよ!」

姉「あやちゃん、大きい声で喋ったら駄目だよ。
  あとね、あのわんわんはお仕事するわんわんなんだよ。
  今はお仕事中だから、遊べないんだよ」

妹「おしごとしてるの?」

姉「お目め見えない人を、ぶつかったり危ない事無いように
  お外に連れて行くお仕事をするわんわんなんだよ。
  お仕事の邪魔したらいけないから、可愛いけど触ったりしちゃいけないよ」

妹「あのおじちゃん、おめめみえないの?」(心配そう)

姉「そうよ。でも、あのわんわんがいるから、
  危なくないようにお外に行けるんだよ。
  あのわんわんがおじちゃんのお目めなんだよ。
  あやちゃん、お目め触られたら痛い痛いでしょ?
  お目め目隠しされたら困るよね」

妹「うん」

姉「だから、あのわんわんは触ったり邪魔したらいけないの。
  おじさんのお目めだからね」

妹「わかった。
  あのわんわんはおめめなんだね。すごいねー」

この姉妹と盲導犬連れたおじさんの近くにいた人達、
全員ニコニコしてた。私も口元緩んだ。
盲導犬連れたおじさんもニコニコ。
お姉ちゃんは小学校低学年くらいだったけど、
幼児の妹にわかりやすいようにゆっくり説明してて感心した。